くにうみの先見

様々な形の太陽のエネルギーが利用可能に

人間にとって、エネルギーはユビキタスである、地球システム、さらには太陽系システムを動かしているものは、あと40億年は続くという寿命を持つ太陽の力だ。地球に圧倒的なエネルギーを与えてくれる太陽は、巨大な核融合炉つまり原子炉であると言える。しかもありがたいことに、放射性廃棄物の心配もない。

ユビキタスで、ほぼ無限の量と無限の寿命を持つ太陽が、実は地球上のすべての生命体の根源である。それが植物を作り、動物すべてを支えている。太陽熱によって気化した水分が雲となり雨となる水の流れも、地上の水分が蒸発したことによって起こる風の流れも、太陽によって循環している。

今人間は、太陽のエネルギーが様々に形を変えたものを、利用可能になってきている。これは一番大きいことだと思う。昔の太陽エネルギーを活用した石炭、石油の時代を経て、これからは、今年の太陽エネルギーで今年のエネルギーを得ていく時代になる。

伝統的なバイオマスとしての薪やフンの利用に加え、太陽の光、太陽の熱、水の流れ、風の流れ、海の流れといった、新たなエネルギー利用の方法がある。

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